日本語と、英語の違いって何?
英語と日本語は、違いますね。
ちょっと考えれば、色々と違うなと感じます。
例えば、文字。
ひらがな、カタカナ、漢字を使う日本語。
アルファベットを使う英語。
そして発音。
母音と子音の使い方。
英語の場合、前の文字とくっついて違う発音になる、リエゾンもあります。
このように、思いつくだけで、日本語と英語はかなりの部分違います。
もちろん文法もちがいます。
これにより、言葉の組み立て方がそもそも違います。
この文法の違いは、混乱を招きますね。
もっと細かく、日本語と英語の違いを考える
日本語ではOKでも、英語はアウトなものもあります。
英語は、主語を省略できません。
主語を省略しちゃってOKな日本語にとって、
英語は感覚的にも違います。
よく言われるのがRとLの発音。
これも日本人にとって、混乱を生むものです。
これはアメリカ英語の母音が16個もあることに起因します。
イギリス英語の場合、母音は20個と言われています。
日本語の母音はあ・い・う・え・おの5個だけです。
なので、日本語の感覚で発音しても、ダメダメ英語になってしまうんです。
英語の違いを全部知っても、使い物にならない
これらの英語の違いを、全部知っても使い物になりません。
知識として、詰め込んでも思い出しながらでは使えません。
より素早く、感覚的に身につける必要があります。
では、どうすれば日本人は英語を話せるようになるんでしょうか?
英語をざっくりと知って、英語を使っていく
英語の違いをすべて知っていても、使い物になりません。
かといって、知らなければ喋れません。
ざっくりと違いを知ること。
そして、ざっくりと練習+学習すること。
このざっくりとというのが重要です。
ざっくりやった後は、実践してくしかありません。
実践していく中で、修正していきます。
実際に使っていって、その都度微調整していきます。
日本語のクセはどうしてもついて回ります。
それを、その都度修正していくのです。
違いを最初から、ざっくりとわかっていれば、修正する必要性もわかりますよね。
最初からできる必要はありません。
できるわけがありません。
○?を付ける必要もありません。
厳密に言えば、?ばかりになってしまうでしょう。
○と?は、精神をすり減らしてしまうので、やめてください。
違いをざっくりと知り、修正の必要性を知りながら、
使ってみる!
違うのが嫌になるのではなく、違うのは当然。
「へぇ〜、こんなふうにするのか?」
こういうところが違うのか?じゃあ、そのまま真似しちゃおう!
そのまま、自分の方を修正しよう!
この、
「自分の修正力!」
自分の修正力こそが、日本人が英語を学ぶ上で一番必要なスキルです!
違うのは良いんです。
違うのは、当たり前なんです。
だから、自分を英語に寄せていく。
英語と言っても、色んな国の人が喋りますから、一つではありません。
それを知識として知って、修正していきます。
自分を修正していくのです。
これが日本人が、英語を身につける最も重要なことです。